情緒不安定の妻にフライパンで殴られ…不倫がバレ、子どもに会えない夫が語る“泥仕合”
不倫がバレたら、どういう理由があっても不倫した側が責められてしまう。たとえ“された側”に相手を陥れる意図があったとしか思えない場合でも。今回は、妻側から詳細を聞いたわけではないが、さすがに気の毒だと思う事例ではある。【亀山早苗/フリーライター】
「裁判、相変わらず進展はないんですよ」
数ヶ月に一度、ある会合で顔を合わせる田村圭祐さん(44歳・仮名=以下同)は、少し疲れたような表情でそう言った。彼から「妻が離婚調停の申し立てをおこなった」と聞いたのはコロナ禍の半年ほど前、つまり2年と数ヶ月になる。...