土光敏夫が東芝再建で見せた“根性と執念” 「役員は10倍働け。私はそれ以上働く」

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 東芝の経営は混迷の度を深めている。6月25日に開いた定時株主総会で、昨年、再生の切り札として招聘されたばかりの取締役会議長・永山治(中外製薬名誉会長)の再任が否決される事態に発展した。過半の株主が東芝の経営に「ノー」をつきつけたのだ(敬称略)

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 4月14日、三井住友銀行副頭取から東芝に転じた社長兼CEO・車谷暢昭が、東芝に買収を仕掛けた投資ファンドとの不適切な関係を追及され辞任したのが混乱のきっかけだった。結局、後任の社長兼CEOには、前社長で会長の綱川智が出戻ってきた。...

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