小泉進次郎、“環境問題”推しの演説の評価は 専門家は「大人の俳優になれない天才子役」
今日投開票を迎える衆院選。かつて“客寄せパンダ”として重宝された小泉進次郎だが、今回は様子が違うのだという。
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「前環境大臣の小泉進次郎さんは応援弁士としての人気が急落しています。総裁選で自身が担いだ河野さんが敗れたことで、候補者の間で縁起が悪いと、敬遠されているようです」(自民党選対関係者)
そんな中でも、親しい若手議員の応援には積極的に駆け付けているようなのだが、
「どこの演説でも環境問題の話を必ず絡めてきます」
と取材する記者が言う。
「“横須賀には日産の(電気自動車の)リーフの工場があって”と演説で言及するなど、結構な時間を環境問題に割くのが常です」
では、と本誌(「週刊新潮」)記者が実際に他候補への応援演説の様子を聞きに行くと、かなりの時間をエネルギー問題に費やしていた。例えば、
「アップルは再生可能エネルギー100%のビジネスをしている」
「マルイは再生可能エネルギーを最も頑張っているデパートです」
「私が着てるアシックスのジャケット、このブランドも再生可能エネルギー100%の方向で動いている」
「再生可能エネルギーをやらないとアップルとはビジネスできなくなる」
環境問題がいかに重要だからといって、いささか“エコロジー推し”がうっとうしい気も……。
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