これでは権力者が二階から甘利になっただけ…投開票を前に自民党内に漂う不穏な空気

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 メディアの衆院選情勢調査で「単独過半数」の維持が微妙と伝えられる岸田文雄首相(自民党総裁)率いる自民党。野党共闘が一定の効果をもたらし、4割近くの小選挙区でしのぎを削っているとも報じられ、もはや余裕は感じられない。新政権発足から1カ月あまり、すでに足下の党内には怒りや不満も漏れ出しているようで――。

「自民が単独過半数の攻防」(日経新聞)

「自民単独過半数へ攻防」(産経新聞)

「自民単独過半数は微妙」(読売新聞)

 衆院選投開票日(10月31日)が間近に控える中、次々と報道される情勢調査では自民党が公示前勢力(276議席)から減らし、衆院定数の過半数(233議席)を単独で維持できるかどうかの攻防が続いている、とされる。...

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