滝藤賢一、事務所移籍で「やっぱりね」という声 撮影現場で共演俳優に“あり得ない質問”
10月1日、スポーツ新聞など芸能マスコミは一斉に、俳優の滝藤賢一(44)が事務所を移籍したと報じた。
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【写真8枚】滝藤賢一は、芸能界でも屈指のファッションセンスの持ち主だと有名で、私服のコーディネート集も出版されたほどだ。記者会見での服装を見ても、その多様さには驚かされる
芸能担当記者は、「実力派の脇役俳優として、着実にキャリアを積み重ねてきました。最近は、ファッションセンスも注目を集めています」と言う。
「愛知県の高校を卒業し、映画監督を目指して上京したそうです。その後、俳優志望に転じ、1998年から2007年までは劇団『無名塾』に在籍していました。08年に映画『クライマーズ・ハイ』[原田眞人監督(72):東映・ギャガ]の新聞記者役で注目されると、13年にテレビドラマ『半沢直樹』(TBS系列)の出演で知名度を高めました」
テレビ業界などで、滝藤のファッションセンスは有名だったという。9月には『服と賢一 滝藤賢一の「私服」着こなし218』(主婦と生活社)も上梓された。
CMでも存在感を発揮している。20年にはサントリー「BOSS」でトミー・リー・ジョーンズ(75)と共演した。
横澤夏子(31)の上司役を演じる「楽楽明細」のCMを「見たことがある」という向きも多いだろう。
人気を博した役者人生だからこそ、スポーツ紙も事務所移籍を一斉に報じたに違いない。民放キー局のディレクターは「滝藤さんは前の事務所の待遇に不満を持っていたんだろうなと思っていました」と明かす。
「布団4枚に6人」
「何しろ撮影現場で、若手の役者さんに『ギャラの配分、どんな感じ?』と訊きまくっていましたからね。マネージャーが隣にいてもお構いなしで、取り分が高い共演相手には『いいな! そこの事務所、俺も行きたい!』と平気で言っていました。ご本人は素直に質問している感じで、半分は冗談のつもりだったのかもしれませんが、そんなことを質問する俳優はまずいません。現場のスタッフはヒヤヒヤしながら見ていましたね」(同・ディレクター)
東京新聞(電子版)は19年1月、「俳優 滝藤賢一さん 家族6人 2LDKで暮らしています!」との記事を配信した。
同紙の企画連載「家族のこと話そう」に滝藤が登場し、インタビュー取材を受けた。ポイントを引用させていただく。
《小3男児(9つ)、小2男児(7つ)、幼稚園年長男児(6つ)、年少女児(4つ)の4人の子どもと妻(38)。2LDKの部屋で暮らしています。芸能人っぽくないでしょ》
《真っ暗になるまで公園で遊び、リビングで勉強。布団を4枚敷いて6人で重なるように寝ています。こういう生活がとても大事だと思っているので、できるだけ続けたい》
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