首都直下型地震で警戒すべき「埋没谷」とは 注意すべき3エリアは?
今月7日、東京で震度5強が観測されたが、揺れが強かった地域は、本誌(「週刊新潮」)も紹介した「地質地盤図」の警告通りだった。鍵になるのは地下の「埋没谷」。首都圏は早晩、直下地震に見舞われるといわれるが、意識し、準備しておけば、被害は大きく減らせるという。
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小松左京のSF小説『日本沈没』が久しぶりにドラマ化され、話題を呼んでいる。むろん、荒唐無稽だと思えばこそ、気楽に視聴できるのであって、現実には、われわれは「地震大国」に暮らしていても、小さな揺れにさえ、すぐに右往左往してしまう。...