深田恭子の卵子凍結、背景に交際相手の事情か 「相手男性の精子が少ない場合、ニーズがある」

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杉本氏側の事情も?

 人工授精に比べ、体外受精は母体への負担が大きく、治療のコストもかかる。国から助成が出るようになったものの、基本的に自由診療で、保険は利かない。採卵回数、保存期間などによっては数十万円から優に100万円を超える場合も。

 だが、菊地院長によれば、卵子凍結を決断する女性は年々増えているという。

「加齢とともに卵子の質は低下し、数も減る。妊娠しにくくなったり流産しやすくなったりする原因にもなります。でも、凍結によって卵子の老化を“止める”ことはできます。いつかは産みたい。けれど、今は仕事に打ち込みたい。そう考える女性たちが卵子の凍結に期待を寄せていますね。また、相手の男性の精子が非常に少なく、精子採取に手術などで時間がかかる場合、女性の年齢が高齢であれば、少しでも早く卵子を凍結したい、というニーズもあると思います」

 交際相手の杉本氏は本誌(「週刊新潮」)に以前、前妻との間で子宝に恵まれなかったため検査を受け、「精子が少ないと医者に言われた」旨を語っている。どうやら“凍結”は深田側の事情だけによるものではなさそうだ。

 菊地院長が続ける。

「ただ、卵子凍結は将来の妊娠を100%保証するものではありません。凍結した卵子による出産率は1、2割程度です。それに、採卵時の年齢が高ければ高いほど、その率は下がります。妊娠・出産の確率を高めるためには、できるだけ若い時に卵子凍結をした方がいい。日本生殖医学会の指針では、36歳未満が望ましいとされています」

 フカキョンも、近く39歳。大人の決断を急ぐしかなかったのだろう。

週刊新潮 2021年10月21日号掲載

ワイド特集「解散のカードを切る時」より

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