東大大学院教授がデジタル教科書に警鐘 「覚えやすいのはスマホより紙」
スマホやタブレットはいまやビジネスシーンで不可欠となり、学校ではデジタル教科書の導入も着々と進んでいる。しかし、そこへ一石を投じたのは東大大学院教授による実験結果。なんとデジタルより手書きの方が覚えやすく、脳活動も活発になるというのだ。
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「教育やビジネスの現場において、スマホやタブレットではなく、あえて紙のノートやメモ帳を使うことで記憶が定着しやすくなる。そのことが、この実験によって示されたと思います」
そう語るのは言語脳科学者で『チョムスキーと言語脳科学』(集英社インターナショナル)などの著書がある東京大学大学院総合文化研究科の酒井邦嘉(くによし)教授(57)だ。...