「ウチの子、好き嫌いがバラバラなんです」 3姉弟を育てる漫画家が山本ゆりさんに相談

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お肉が好きな長女とひき肉しか食べない次女

三本さん:山本さんに聞きたいことがいっぱいあるんですけど、日々の疑問というか悩みを相談しても良いですか。うちは、次女のフミがお肉が嫌いでひき肉しか食べないんです。逆に、長女のケイはお肉が一番好きなんです。姉妹で好みが違うから、毎日のメニューを決めるのが大変なんですよ。

山本さん:うちも全く一緒で笑いました。次女のナミはひき肉以外は好んでは食べなくて、長女のアミはお肉が好き。だから、1度の食事で2人とも満足させられない日もあるって割り切ってます。「今日何食べたい?」って子どもに聞いても違う答えが返ってくるから、ある日はアミに聞いて、次の日はナミに聞いて、どっちかの嫌いなものがあったら、それだけよけて出す(笑)。

三本さん:そうすると、炒め物の肉をよけてピーマンだけになったりして、めっちゃひもじく見えませんか。

山本さん:ひもじくなりますね。でも、その日のおかずは他にもあるし、好きなものを出す日もあるから、1品くらいしょうがないって割り切ってます。アミの好みに合わせてお肉を使った料理にして、ナミがそれを食べない時は、ナミに「今日は特別な」って卵かけご飯にしてやるとめっちゃ喜ぶんですよ。

三本さん:子どもって卵かけごはんめっちゃ好きですよね。長男のユキは、肉も野菜も食べるけど、それとは別にめっちゃ卵かけごはんが好きなんで、誕生日はいくらでも卵かけごはんを食べても良いよ って言ったら、すごい喜んでました。料理は毎日のことだから、その一回で完璧と思えなくても良いんですよね。山本さんのところも一緒だって聞くと、すごく安心できました。

三本さんが今回の対談の様子を描いた描きおろし漫画は、「くらげバンチ」に掲載中。

デイリー新潮取材班

2021年10月22日掲載

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