日大2億円流出事件、背景に“元タカラジェンヌ愛人”の存在 逮捕された理事の実姉

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 国内最大のマンモス校・日本大学に斬り込んだ東京地検特捜部の捜査が山場を迎えている。疑惑の最後のピースを埋める同大トップの関与の立証に向け、水面下で攻防は激化。一方で、先に逮捕された面々にも新たな疑惑が浮上し、事件の全貌があらわになりつつある。

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 渦中の“ドン”田中英壽理事長(74)は、この約1カ月間、特捜部からの本格聴取をかわし続けているという。

「9月8日の日大本部や理事長宅へのガサ入れ翌日から、田中氏への事情聴取が行われましたが、同12日、田中氏側が“長時間の取り調べは受けられない”との医師の診断書を検察側に提出。...

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