【政治家の黒歴史02】“重婚ストーカー”と呼ばれた3代世襲の「中川俊直・経産政務官」
「前カノ」登場
週刊誌に追われている。「前カノ」の件を調べているみたい。君にも迷惑が掛かるかもしれないから、相談しに会いに行っても良いか――。中川氏がそう連絡をしてきたのが12月中旬のことだった。
「前カノ、つまり前のカノジョなんだから大丈夫なんじゃないのって疑問は抱きつつも、彼とはクリスマスを、具体的には22、24、25日とずっと一緒。そんな状況で恋人が他にいるとは夢にも思いませんよね。だから、再会後初めて体の関係を持ったのです。初めの方は“前カノ”としか言ってなかったですけど、“どういう人だったの?”って聞いたら俊ちゃんの方から、“実は『職場』なんだよ”と」
この職場の女とは同僚議員M子さんのことだった。
「知らない人でしたからネットで調べて“俊ちゃんのタイプじゃないよね?”って聞いたんです。正直に“まあ、顔とかは可愛くないんだけど”って答えてましたね。仲良くなったのが15年の12月で付き合い始めたのは年が明けてすぐ。で、10月頃に別れたと……」
進次郎氏と被る部分が多い……と思ってる
「前カノ」をめぐっての告白が続く。
「(M子は)神の声が聞こえるんですって。“あなたは私と付き合っていれば首相になれるわよ。でも、私と別れると首相にはなれなくなってしまう”などという『お告げ』を俊ちゃんも笑い話でしていて。更に、事務所の内装改良費として交際期間中に100万円渡したという話も聞きました」
2人の別離の理由も、
「私と一緒。俊ちゃんの嫉妬でノイローゼになって、すべての連絡手段をブロックしたと。嫉妬の原因は小泉進次郎さん。俊ちゃんにとって、進次郎さんは同志であり一番のライバル。父親の秘書をやってから政治家になり、政務官を務めるなど、被る部分が多い……と思ってる。その進次郎さんと彼女が一緒に仕事をしていたことがあって、それに俊ちゃんの嫉妬が爆発したとか」
12月25日。俊ちゃんと女性が愛を温めていたところ、別れたはずの「前カノ」M子さんから「連絡が欲しい」とメッセージが入る。
「“電話したら?”って私が言って2人が話を始めた。私のベッドで電話をしていたところ、段々と痴話喧嘩みたいになってきて、向こうの声が漏れ聞こえてくるんですね」
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