新政権で干された「河野太郎」「小泉進次郎」 総選挙の注目ポイントは?
天下分け目の決戦を前に、ニッポンの中枢・永田町では不穏な思惑が交錯している。重鎮議員が側近の復権に一計を案じれば、転落した将来の総理候補は涙を流すばかり。そこへ野党共闘をかき回す“新選組”が……。
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政治家としての“生死”をかけた衆院選が迫る中、それに似つかわしくない浮き立った様子で闊歩するのは永田町のお歴々である。
例えば、岸田文雄総理(64)の場合、岸田派は党内第5派閥で決して党内基盤は盤石とはいえない。それゆえ、細田派や麻生派などの大きな派閥に配慮せねばならないが、今後もネックとなりそうなのが、安倍晋三元総理(67)だ。...