おぼん・こぼんの仲直りはプロレスか テレビマンが明かす“コンビ芸人の関係”
仲良しコンビは珍しい
「多少はあるかもしれません。タカアンドトシも一時そんな感じでしたが、北海道時代からの親友ですからね。根は仲がいいので、お互いに結婚して、一定の距離が置けるようになったことで再び関係も良くなったようです。オリエンタルラジオ、麒麟、アンタッチャブル、博多華丸・大吉なども、根は仲良しでお互いをわかり合っているので、必要以上に近づかないようにしているところもあるのでしょう。そういった意味では、雨上がり決死隊の解散は意外でした」
「水ダウ」のMCであるダウンタウンはどうなのか。
「ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずは友達から始まって、コンビで売れてからピンで仕事をするようになりました。決して仲が悪いわけではないですが、必要以上に近づかない、コンビ芸の最上級者と言っていいでしょう。今回のおぼん・こぼんのVTRを、もっとも注意深く見ていたのはダウンタウンの2人だったのではないでしょうか」
今回の企画の仕掛け人であるナイツやサンドウィッチマンなど、いつも2人でいるコンビはどうか。
「非常に珍しいでしょう。芸人の間では、仲が良いとかえって気持ち悪いなんて言われることのほうが多いですね」
結局、おぼん・こぼんの不仲は本当に解消されたのだろうか。
仲良くならんほうがいいですよ
「結局は、不仲話は半分ネタでしょうね。50年以上もコンビを組んでいた2人ですから、仲の悪い時期もあったでしょう。しかし漫才は、あのコンビでしか成り立たないのですから。プロレスの世界と考えていいのではないですか。2年前に『水ダウ』で企画が始まった当時、巨人師匠はブログに《久しぶりにお会いして楽屋が一緒でした、おぼん・こぼん兄さん…仲が悪いと言うことで有名に成ってしまいましたが。本当に仲が悪いのかなあ～》なんて書き込んでいましたからね。芸人はよくわかるのではないでしょうか」
「水ダウ」では、B＆Bの島田洋七が興味深いコメントをしていた。
洋七：おぼん・こぼんさんが仲悪いっていうのがマスコミに取り上げられて良かった。おぼん・こぼんさんくらい長年やってて、そんなダウンタウンの番組、出られへんで、普通。ケンカしたから出れんねや！ これラッキーやと思うよ、俺。ホントにね、仲悪かったら（コンビを）辞めるもん。仲良くならんほうがいいですよ、あと5回くらい出れまっせ！
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