「斎藤佑樹」が引退 田中将大に三戦全敗…プロ11年間の“苦闘”のベストピッチは?
日本ハム・斎藤佑樹が今季限りで現役を引退する。早稲田実エース時代の2006年夏、駒大苫小牧と延長15回引き分け再試合の末、優勝投手になり、“ハンカチ王子”の愛称とともに社会現象になった。早大でも通算31勝を挙げ、10年のドラフトで4球団競合の末、日本ハムに1位指名で入団したが、プロ11年間の通算成績は15勝26敗。故障との闘いに明け暮れた最後の4年間は、1勝もできなかった。
プロではお世辞にも成功したとは言えない斎藤だが、球界でも数少ない“華のある選手”として人気を博し、プレーにおいても、ファンの記憶に残るシーンが少なくない。...