松井秀喜はプロでも4打席連続四球…シーズン終盤「醜い敬遠騒動」の顛末
プロ野球ペナントレースも大詰め。V争いとともに、個人タイトル争いも白熱してきた。
タイトル争いといえば、大リーグ、エンゼルス・大谷翔平のシーズン終盤の敬遠攻めも記憶に新しいが、過去のNPBにおいても、ファンの興趣を削ぐような、醜いといっても過言ではない“敬遠騒動”が何度かあった。
「無死満塁で敬遠」というまさかの珍事が起きたのが、1975年の広島・山本浩二と中日・井上弘昭の首位打者争いだった。山本は打率.319、井上は.318。...