引退表明の斎藤佑樹、11年も生き残れた本当の理由 庇護者となった栗山監督の存在が
一世を風靡した「時代の寵児」が表舞台から去ることを決めた。その歩んできた道程は苦難の多いものだったが、それでも彼がプロの世界を“サバイブ”できたのには理由があるという。
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10月1日、日本ハムの斎藤佑樹投手(33)が今季限りでの現役引退を表明した。
スポーツジャーナリストの二宮清純氏の話。
「高校・大学時代に投手としてフル回転した“蓄積疲労”がプロでの成長を阻んだ。肩や肘の故障に苦しんだのも無関係ではないでしょう。...