読売調査、眞子さま結婚、良かったと思う53%は本当か 5つの異論で二者択一の限界

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世論調査との相性

「最初に『眞子さまや小室さん、小室さんのお母さんは、説明責任を果たしていますか?』と訊けば、相当な人が『果たしていない』と答えるでしょう。更に『説明責任を果たしているか議論になっている結婚に賛成ですか、反対ですか』と聞けば、『反対』はかなり増えるのは間違いありません」(同・井上氏)

 要するに、眞子さまと小室さんの結婚と二者択一の質問は、相性が悪いというのだ。

「AかBかの質問が力を発揮するのは、『菅内閣を支持しますか?』や『東京五輪に賛成ですか?』でしょう。今回の結婚問題は、議論百出、百家争鳴という状態です。誰もが言いたいことが山のようにあるわけです。それが実際に投稿されたことで、ネット上では反対の意見が盛り上がりました。しかし詳細を見ると、皆さん様々な理由から反対しているのです。イエスかノーかという単純な答え方はできません」(同・井上氏)

デイリー新潮取材班

2021年10月13日掲載

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