宮内庁は小室さん側の身元調査を行ったのか? 雅子さまの時はどうだったのか?

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両家の顔合わせをした際に

 10月26日、秋篠宮家の眞子さま(29)と結婚する小室圭さんをめぐっては、母親の佳代さんと元婚約者の間の金銭トラブルなど、いくつかの問題が交際発覚後に判明し、「結婚反対」の世論が巻き起こった。そういった議論には、宮内庁は身元調査の類を行ったのかということもつきまとってきた。事情は全く違うが、雅子さまの時はどうだったのかを振り返りながらレポートする。

 宮内庁担当記者によれば、「身体検査」について庁内ではこんな調子だという。

「宮内庁の人たちに聞くと、“ウチはやっていないと思う”という答えが多かったですね。本当にやっている人が簡単に認めるはずもなく、“ノーコメント”とかはぐらかすような受け答えをするものではないかというツッコミを入れたくなる方もいるかもしれません。確かにその可能性は否定できないし、ちょっとした調べはあったかもしれませんが、中のひとたちの声を総合すると、“小室さん絡みの調査は基本的にはなされていない。理由は秋篠宮さまがその必要はないと判断されたから”だということのようです」

 その理由については、

「そのあたりはなかなか判然としないのですが、調査をするような時代じゃないというお考えだったのかもしれません。ちなみに、両家の顔合わせをした際に、佳代さんは元婚約者の存在を秋篠宮ご夫妻に明かしています」

不信感を抱かれていたなら

 この記者が続ける。

「“過去に婚約した男性がいるが、それは破棄になった。何かトラブルになるようなことはない”といった説明をして、ご夫妻もそれについては納得されていたということです。夫についても亡くなったことは伝えても、その実情については触れなかったと聞いています。まあ伝える必要がないと言えばそれまでですが……。仮にその時などに佳代さんの言動に不信感を抱かれていたなら、調査の指示を出されていたかもしれませんね」

 2017年9月に婚約が内定し会見したが、同年12月に件の金銭トラブルが報じられ、その後も佳代さんの新興宗教との関わりや遺族年金不正受給に関する問題が取りざたされてきた。

 では、雅子さまの場合はどうだったのか? 当時取材にかかわっていた元記者が明かす。

「当然のことではありますが、皇室に入ってくる方と出て行かれる方とでは調査の有無、レベルが違ってきます。皇太子さま(現在の天皇陛下)は、“結婚とは子孫を残すこと。だから大事なのだ”という帝王教育を受けられてきた方。そのご結婚はいわば国家的事業なのです」

 お生まれになった時から、結婚は宮内庁としても最大のミッションだった。

「英国留学をされる1984年、皇太子さまが24歳の頃からお妃選びは本格化し、結婚(1993年1月)される5年以上くらい前から、“そろそろ決めなければ”とドライブがかかっていったように思います。30歳までに結婚というのが1つの目標でしたから」

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