期待を大きく裏切った巨人「野間口貴彦」…「ドラフトの目玉選手」は結局プロで成功したのか? 

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入団前No.1、入団後No.1

【2000年】
入団前No.1:山田秋親(立命館大→ダイエー2位※逆指名)
126試合 16勝11敗1セーブ2ホールド 防御率4.76

入団後No.1:内川聖一(大分工→横浜1位)
2015試合 2182安打196本塁打959打点41盗塁 打率.302

【2001年】
入団前No.1:寺原隼人(日南学園→ダイエー1巡目)
303試合 73勝81敗23セーブ12ホールド 防御率3.88

入団後No.1:中村剛也(大阪桐蔭→西武2巡目)
1859試合 1636安打439本塁打1269打点26盗塁 打率.256

【2002年】
入団前No.1&入団後No.1:和田毅(早稲田大→ダイエー自由枠)
309試合 148勝82敗 防御率3.20 ※日米通算

【2003年】
入団前No.1:鳥谷敬(早稲田大→阪神自由枠)
2243試合 2099安打138本塁打830打点131盗塁 打率.278

入団後No.1:青木宣親(早稲田大→ヤクルト4巡目)
2219試合 2583安打168本塁打832打点268盗塁 打率.309 ※日米通算

【2004年】
入団前No.1:野間口貴彦(シダックス→巨人自由枠)
111試合 13勝12敗1セーブ9ホールド 防御率4.57

入団後No.1:ダルビッシュ有(東北→日本ハム1巡目)
379試合 172勝105敗1ホールド 防御率2.79  ※日米通算

【2005年】
入団前No.1:辻内崇伸(大阪桐蔭→高校生ドラフト巨人1巡目)
一軍出場なし

入団後No.1:松田宣浩(亜細亜大→ソフトバンク希望枠)
1861試合 1808安打301本塁打981打点133盗塁 打率.266

【2006年】
入団前No.1&入団後No.1:田中将大(駒大苫小牧→高校生ドラフト楽天1巡目)
369試合 181勝88敗3セーブ 防御率2.94 ※日米通算

【2007年】
入団前No.1:中田翔(大阪桐蔭→高校生ドラフト日本ハム1巡目)
1486試合 1359安打263本塁打955打点14盗塁 打率.249

入団後No.1:丸佳浩(千葉経大付→高校生ドラフト広島3巡目)
1459試合 1443安打219本塁打753打点165盗塁 打率.279

【2008年】
入団前No.1:大田泰示(東海大相模→巨人1位)
765試合 639安打75本塁打308打点29盗塁 打率.261

入団後No.1:浅村栄斗(大阪桐蔭→西武3位)
1505試合 1557安打227本塁打900打点71盗塁 打率.283

【2009年】
入団前No.1:菊池雄星(花巻東→西武1位)
228試合 88勝70敗1セーブ 防御率3.14 ※日米通算

入団後No.1:筒香嘉智(横浜高→横浜1位)
1100試合 1058安打221本塁打669打点5盗塁 打率.277 ※日米通算

※現役選手の成績は10月8日現在

西尾典文(にしお・のりふみ)
野球ライター。愛知県出身。1979年生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行う。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。

デイリー新潮取材班編集

2021年10月10日掲載

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