弁護士「小室圭さん」の未来 ケント・ギルバート氏は「事務所の東京支店開設を命じられるかも」

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雅子さまも称号を獲得

「小室さんの成績は上位10~15%に位置する『クム・ラウデ』だということが分かります。3段階の中では最も低いものの、彼は日本人なので英語が母語ではありません。ですから立派な成績だったと言えるでしょう」(同・ケントさん)

 とはいえ、上には上がいる。例えば雅子さま(57)はハーバード大学の経営学部に進まれたが、上位5~10%に位置する「マグナ・クム・ラウデ」の称号を得ている。

 ケントさんは、大学(BA)で最上位の5%に与えられる「スンマ・クム・ラウデ」だった。「自慢をするわけではないのですが……」と前置きしながら、法曹家としての自身を振り返る。

「そもそも私は、大学でも大学院でも学費を払ったことがありません。成績が良かったので返済義務のない奨学金を取得できました。また、全米トップクラスのロースクールであるハーバードにもコロンビアにも入学できたのですが、最終的には法科大学院が開設されたばかりだったブリガム・ヤングを選びました。父親に『大学院の校名は関係ない。弁護士として働くためにはどうしたらいいかを常に考えなさい』と助言されたことも大きかったですね」

次々に退職する弁護士

 ちなみにUSニューズの「ベスト・ロースクール・ランキング」(2022年度版)によると、1位はイエール大で、ハーバード大は3位、コロンビア大は4位。ケントさんが進学したブリガム・ヤング大学は29位、そして小室さんの進んだフォーダム大は35位にランクインしている。

 ケントさんは法科大学院でも高い成績を収め、“世界一”と言われる大手法律事務所に就職を果たした。

 一方の小室さんは「上位の成績」を収め、業績を伸ばしている中堅の法律事務所に就職を果たした。

 ケントさんによると、小室さんも「弁護士として恵まれたスタートを切った」と言えるという。ただしアメリカでは、弁護士の競争が極めて激しいことはよく知られている。

「当時、私を入れて3人が新人として東京事務所で採用されました。ところが3年が過ぎると、残っていたのは私だけでした。事務所全体でも、例えば家庭の事情で退職した弁護士もいたとはいえ、基本的には業績を上げなければクビという厳しい世界であることは間違いありません」(同・ケントさん)

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