コロナ特需「東亜産業」を率いる「インチキ中国残留孤児」 電子タバコで「真正孤児」相手に恫喝訴訟
「殺さにゃならん」
黒竜江省出身で、中国残留孤児3世の貿易業者によると、「渡邊龍志こと劉凱鵬(りゅうがいほう)とのトラブルは、加熱式電子タバコの“アイコス”に装着できるカートリッジの販売に絡んでのことでした」
貿易業者が扱うカートリッジに、渡邊社長が難癖をつけてきた。「うちがいろいろ持っている特許を侵害している商品は殺さにゃならん」などと不穏当な物言いをしたという。
挙げ句、今年7月、東亜産業は貿易業者並びに提携する卸業者に対し、不正競争防止法に基づく差止請求訴訟を提起。そればかりか、いずれも中国製の「ニコノン」「エヌフリー」といった商品を扱う小規模業者らにも「恫喝訴訟」をチラつかせるような手口で、軒並み販売停止を要求している。そのため、東亜産業は業界内で鼻つまみ状態だとか。
貿易業者は、いざこざに巻き込まれたくない販売店から注文をキャンセルされ損害を被ってしまった。
「週刊新潮」2021年10月7日号「MONEY」欄の有料版では、東亜産業による恫喝訴訟の経緯を詳報する。
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