消えたイケメン俳優「山本裕典」が六本木の“風俗まがいエステ店”に出資していた

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「あくまで僕は出資者です!」

 いったい山本はどういうつもりでこんなビジネスを始めたのだろうか。電話で本人に直撃すると、すごい剣幕で反論してきた。

「後輩から事業やりたいって相談を受けて、僕はお金を出資してあげただけです。メンズエステっていっても、全然違法なことはやってないし、そもそも真っ当な事業じゃなかったら絶対にお金貸さないですよ。世間からしたらそういうイメージかもしれないですけど、別に全然悪いことはしていない。何が問題なんですか」

 メンズエステは”真っ当な事業”と訴える山本。そして、自分はあくまで出資者であり、経営にはタッチしていないと強調するのだった。

「自分はエステ店の名義にも入ってないし、売上についても全然知りません。貸したのは200万円くらいで、最悪返ってこなくても良いと思ってるんですよ。自分も昔、飲食店をやるときに、色々な人に助けてもらったことがあるので、今度は後輩を助けてやろうと。後輩は、一緒にYouTubeをやってたやつで、メンズエステだけじゃなくて映像系の仕事もしています」

 店名に山本を指すYの字が入っていることについて話を向けると、

「俺も最初、後輩に怒ったんすよ。おいおい、そういう風に思われるだろうって。でも、後輩は、もうHPとか作って宣伝もしてるんで、今更変えられないって言うんです。結局そこを結びつけるのはマスコミの人だけで、普通のお客さんは別に何も思わないじゃないですか。だからまあいいかって」

「芸能界を辞めたわけではない」

 だが、一方でこんなことまで語り出すのであった。

「なんか結構取材来てるみたいで、昨日も後輩から『怪しいお客さんが来たんで、裕典さん記事出るかもしれないです』って相談されました。でも、別に俺は金貸してるだけだし、何も悪いことしてないじゃないですか。だから何が悪いんだ?って言いました」

 経営に関与していないと言いながらも、どういう客が来たか報告まで受けていると明かす山本。最後に事実上、休止している芸能活動について尋ねるとこう答えたのだった。

「別に辞めたわけじゃなくて、これからも依頼があればまたやりますよ。求めてくれるファンも多少なりともいるわけですし、そういう機会があれば全然やります。ただ、飲食店とか他の事業もやっていて、そっちが生活基盤になってるんです。もう表に出なくなったのに、いまだに面白おかしく書かれるのはなんなんですかね。別に俺なんかに注目しなくても、もっと他に有名なやついるじゃんって思います。叩けば埃が出るって思われてるのかもしれないっすけど、別に悪いことはしてませんから」

 すっかり世間から忘れ去られた頃に、“お縄”なんてことにならないように。

デイリー新潮取材班

2021年10月7日掲載

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