大洋入団を拒否した早大内野手が暴漢に襲われた…ドラフト史に残る“三大事件”

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 今年で57回目を迎えるドラフト会議。過去には、“超目玉選手”の獲得をめぐり、社会的に波紋を呼んだ事件も起きている。ドラフト史に残る三大事件を紹介する。

 指名選手が暴漢に襲われるという“前代未聞”の事件が起きたのは、1970年1月5日の夜。前年のドラフトで大洋に1位で指名されるも、入団を拒否していた早大の内野手・荒川尭が愛犬を連れて自宅付近を散歩中、突然後ろから何者かに棍棒で頭と左手を殴りつけられた。

 犯人はそのまま逃走し、荒川は後頭部と左手甲に全治2週間の打撲傷を負った。...

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