「ドラクエとSNSに夢中」 歌手・あべ静江が語る充実の「おひとりさま」生活
別に、私は最初から“おひとりさま”を目指していたわけではないんですよ(笑)。いまでも結婚する可能性がゼロとは思ってませんし、気がついたら“あら、私ってまだひとり身だったのね”という感じなんです。
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たしかに、“ひとりで暮らしていて寂しくない?”と尋ねられることはあります。でも、そもそも私は結婚した経験がないでしょう。一度も家庭を持ったことがない人間にしてみると、ひとり暮らしの寂しさと言われても……。よく分からない。それに、たとえ結婚していても、家庭が心から安らげる場所かは分かりませんよね。むしろ、ひとりの方が自由だし、居心地がいいのかも……なんてね。
おひとりさまのデメリットは体調を崩したときくらいでしょうか。特に、このご時世、病院へ診察を受けに行くことも勇気がいります。急な発熱で寝込んだりすると「このままひとり身で大丈夫かな」なんて不安が募るのは事実。でも、私の場合は同居人こそいないけれど、自宅の近所にスタッフが住んでいるのでそれほど心配はしていません。それに、何が起きても困らないよう必要以上に備えには気を遣っています。たとえば、氷嚢にしても、表面に水滴がつかないスポーツタイプのアイシンググッズを一式揃えたりね。
少なくとも、元気なときは伴侶がほしいとは1ミリも思わない(笑)。もしかすると、私のようにおひとりさまが平気な人は、それを楽しめる素質があるのかもしれませんね。自分の時間を、自分の好きなように楽しむ。そのメリットのほうが圧倒的に大きいと感じます。
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