【眞子さま・小室さんついに結婚】 米紙の「ポニテ擁護・ハリー&メーガン」報道を宮内庁側はどう見たか?

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結婚の経緯を暴露されるという可能性は

 宮内庁担当記者に聞くと、

「ニューヨーク・タイムズは昭和天皇の第5皇女・島津貴子さんが結婚後に、“人の目を気にせず、静かに生きられるようになった”と話した過去のインタビューも紹介していましたね。ワシントン・ポストと合わせて、皇室に対する日本人の視線は硬直的かつ前時代的で、皇族方は息苦しく生活されているというような指摘でしたね」

 と感想をもらし、宮内庁側の受け止め方についてこう続ける。

「まず、ハリー&メーガンについてですが、彼らは結婚してから王室内の体質に耐えかねて外へ飛び出していったわけで、眞子さまとは事情が違うのではないかという風に宮内庁の人は話していました。複雑性PTSDの症状が明らかにされたこともありますが、まずは静かな生活を送られることを望んでおられるようです」

 さらに、

「今回の結婚では、皇室の公と私がクローズアップされ、眞子さまが個人としての幸せの方を優先されたと見るムキもありますね。しかし、将来の天皇陛下となられる悠仁さまの姉君であるという点については特に大事にされており、それを踏まえれば、ハリー王子夫妻の様に結婚の経緯を外部にあれこれ話されるという可能性は極めて低いのではないかと宮内庁側は見ているようです」ある種の演出なのかなと思いました

ある種の演出なのかなと思いました

 他方、小室さんのポニテ帰国についてはどうか?

「米紙の論調は理解できなくもありません。もちろん人は見た目でははかることはできませんが、その一方で人は見た目だと考える人も少なくない。ある宮内庁の人はこう言っていました。“自分がどう見られるか、どう見られたいか、どう見せたいかという内面の表れが外見だとしたら、ある種の演出なのかなと思いました。小室さんは海の王子から始まってメガ銀行に就職・退社し、海外の法曹資格を取ろうとし……とカメレオンのように変化しながら今に至っている。そう考えると、会見の際には髪を切ってサッパリした印象で出てくるかもしれませんね”と」(先の記者)

 別の記者はこう明かす。

「宮内庁側の複数の反応を確認してみましたが、芳しくないものばかりでした。例えば、“単なるポニテではなく、これまでの経緯があってのポニテであり、最悪の印象だった”“驚きました。個人の自由だし、手入れされていないなどの汚い印象ではなかったのは救いです。ただ、品格のことを持ち出されることは容易に想像できたはずで、そんなことは打っちゃっておけば良いという判断だったのなら空気が読めておらず、結婚後が心配になりますね”とか、“われわれ宮内庁に対し、あまり良い感情を抱いていないという意思表示なのかなと思いました”などといった内容でした」

デイリー新潮取材班

2021年10月5日掲載

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