小室圭さん「地元商店街」の人々に訊く 婚約内定時は千人以上で乾杯 今回の結婚発表では─

国内 社会

  • ブックマーク

コロナが原因!?

 だが、実際は違った。記者が大倉山の商店街を訪れてみると、結婚を祝うのぼりも垂れ幕も何もない。東横線・大倉山駅を背にして左右に伸びる商店街の1店ずつを見て回ったが、結婚を祝うバーゲンセールも行われていなければ、「結婚祝賀ケーキ」「結婚祝賀赤飯」「結婚記念サンドイッチ」など慶事に関連した商品も売られていない。

 普通に車と歩行者が行き交っている、極めて日常的な光景しか見られない。婚約内定の時とは全く違っているようだ。

 食料品店を訪ねると、男性が「首都圏の商店街らしく、もともと加盟店同士の結びつきは弱いんです」と困惑気味に言う。

「商店街に店を構えている多くはチェーン店です。全国展開しているところも珍しくありません。地元の人が経営している店は限られています。更に、商店街に加入している地元経営者でも、会合に出席しない人は珍しくありません。そんな状態ですので、ご結婚を商店街として祝おうとしているのか、祝うつもりはないのか、何も聞いていませんね」

 商店街の関係者と親しいという地元の女性は、「正直なところ、お祝いしようという雰囲気じゃないわね」と率直に明かす。

「商店街が祝うのは疑問」

「3年前は盛況だったのよ。大勢の人が集まったし、マスコミの取材も来ていたはずです。多くの人が梅酒で乾杯してお祝いしていました。でも、あれから年月が経って、相当に状況は変わりましたよね。私たちのムードも同じように変わりました」

 ムードが変化した理由を訊くと、女性は「コロナ禍は関係ないでしょうね」と答える。

「小室さんのお母さんに金銭トラブルがあるという報道で、ガラっと雰囲気は変わりました。ご結婚に反対している人が多いのに、商店街がお祝いしていいのかは疑問ですよね。ただ個人的には、眞子さまと小室さんが結婚後に渡米される、こちらのほうが大きいと思っています。大倉山駅の近くとは言いませんが、せめて日本国内で新婚生活をスタートさせるというのなら、少しはお祝いしようという声も増えたのではないでしょうか」

 駅の近くに住む初老の男性は、不動産関係の仕事をしているという。取材を依頼すると、「商店街の運営に関わってはいませんが、多少のことなら知っていますよ」と応じてくれた。

次ページ:今後も祝福なし?

前へ 1 2 3 次へ

[2/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。