韓国が最も恐れる「高市首相」の実現 反日教授が「礼儀知らずで無礼」「日本の首相がいくらあがいたところで…」と配信した警告文の中身

国際 韓国・北朝鮮

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朝日新聞を国会に招致し、河野談話を破棄する

 高市氏は、これまで竹島問題のみならず慰安婦問題や靖国神社参拝、拉致被害者問題などについても積極的に発信する姿勢を示してきた。その主張はことごとく徐教授のような立場の人には癇に障るものばかりである。

 たとえば今から15年前の2006年、「このままでは、竹島は韓国領土になってしまう!」と題された高市氏のブログにはこう綴られている。

「国際司法裁判所による裁定を求めることが必要なのは言うまでもないが、防衛庁と海上保安庁による護衛体制を採った上で、竹島への日本施設建設及び現地調査を断行すべきだ」

また2011年、自民党の野党時代には「朝鮮学校無償化と民主党」と題したコラムで「教育内容を問わずに朝鮮学校を無償化することについて、果たして野田佳彦新首相は『適切だ』と考えておられるのだろうか」と疑問を呈していた。ちなみに現在でも市民団体らによる朝鮮学校無償化の声は大きい。

 こういった点を踏まえれば、仮に高市氏の対韓外交の指揮を取ることになった場合、安倍晋三前首相や菅義偉首相よりもさらに韓国にとって厳しい対応となることは間違いない。なにしろ彼女は慰安婦問題に関する記事を誤報として取り消した朝日新聞を国会に招致し、河野談話を破棄して事実に基づく新たな談話を出すと公言している。

 総裁選で善戦し、大きな存在感を見せつけた高市氏は韓国が最も恐れる首相候補となった。今後、反日教授の異議申し立てもいや増しに増すことだろう。

羽田真代(はだ・まよ)
同志社大学卒業後、日本企業にて4年間勤務。2014年に単身韓国・ソウルに渡り、日本と韓国の情勢について研究。韓国企業で勤務する傍ら、執筆活動を行っている。

デイリー新潮取材班編集

2021年10月1日掲載

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