キレる河野太郎、「徴用工問題」で韓国大使をどやしつけ、党内の評価を下げた過去

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河野氏には品がない!?

「むろん韓国側に抗議することは大いに結構です。ただし政治、特に外交は、有権者のウケを狙ってパフォーマンスを披露する場ではありません。10年先、100年先を見据えて、じっくりと協議を重ねていくのが本来の姿です」(同・代議士)

 そのためには、人と人との関係が重視されることは言うまでもない。

「カメラの前で怒鳴りつければ、相手の面子は丸潰れでしょう。あれはいくら何でもやり過ぎでした。品がないというか、大人の対応ではありません。党内の重鎮たちは呆れていましたね」(同・代議士)

 頭に血が昇ると、河野氏は抑制できないことが往々にしてある。過去にパワハラ問題が報じられたこともあり、今回の総裁選でも首相の資質が疑われる根拠になっている。

「河野さんは9月21日、自民党の若手議員が集まった会合に出席し、公開の質疑応答に応じました。そこで与党の自民党より内閣のほうが政策の決定権が強い“政高党低”について質問されると、『(自民党の)部会でぎゃーぎゃーやっているよりも、副大臣や政務官チームを非公式に作ったらどうか』と発言しました。自民党内から強い反発の声が上がり、24日には『不適切だったと反省している』と謝罪に追い込まれました」(前出の記者)

 どうやら河野氏には「懐の深さ」というものがなさそうだ。

「自民党のベテラン議員たちは、河野さんが一国のトップに立てる器でないのでは、と思っているんです。だから党内での支持が、なかなか広まらないのでしょう」(前出の代議士)

デイリー新潮取材班

2021年9月29日掲載

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