小室圭さん帰国は「眞子さまの強いご希望」 会見より「弁護士業務」を優先した過去も

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眞子さまが詠まれた歌が現実に

 犯罪者でもないのに、かつてこれほど世間が嫌悪を催した青年がいただろうか。多くの国民が違和感を拭えないまま、眞子さまと入籍する小室圭さんが、27日緊急帰国した。コロナ禍に新政権発足という非常事態にあっても、その「鈍感力」は微塵も揺るがないのだ。

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 皇室の新年行事を締めくくる「歌会始の儀」は今年、コロナ禍にあっておよそ2カ月半の延期を余儀なくされ、3月下旬に開催されている。この伝統行事において眞子さまは、次のような歌を詠まれたのだった。

〈烏瓜(からすうり)その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に〉

 烏瓜は古来「玉梓(たまずさ)」との別名で呼ばれてきた。その果実の種子の形が、書状を細く巻き畳んだ結び文(ぶみ)(玉梓)に似ているからで、花言葉の「よき便り」もこれに由来するのだという。玉梓には恋文の意もあり、秋が深まる頃に恋文が朱色に染まって熟していく、そんな思いを眞子さまは込められたのではないか――。当時から指摘されていた通り、まさしく歌が現実となってしまったわけである。

“30歳前の結婚”に強いこだわり

 宮内庁担当記者が言う。

「すでに10月中の入籍は既定路線となっています。現在はもっぱら報道が先行する形となっていますが、近く、宮内庁からも正式に結婚が発表される見通しです。ただ、女性皇族としての儀式を経ない異例の結婚ではありながら“慶事”には違いなく、国民がコロナ禍で不便な生活を強いられている状況下に相応(ふさわ)しくないのではとの意見が、庁内には強くあるのです」

 全国19都道府県に発令されている緊急事態宣言が解除・緩和されない限り、慶事の発表には踏み切りづらいというのだが、

「今のところ、宣言の解除は最速で9月30日。つまり正式発表は10月にずれ込むとみられている。お二人の結婚はもはや皇室全体を巻き込む問題で、解決に向けて西村泰彦長官が先方の代理人と面談するなど、完全な“トップ案件”ではあります。が、発表はあくまで、秋篠宮家をお支えする皇嗣職を束ねる皇嗣職大夫の会見で行われると見られています。大夫の会見は毎週金曜日に開かれるため、我々は目下、10月1日の金曜を想定しています」(同)

 お二人の入籍や、それに先立つ記者会見の日程などが明らかになる見通しで、

「小室さんは5日、眞子さまは23日にそれぞれ30歳の誕生日を迎えます。とりわけ眞子さまは“30歳前の結婚”に強くこだわっておられ、入籍は23日までに済ませるとの見方が濃厚です」(同)

 実際の手順としては、お二人の新戸籍を編製する自治体の役所に宮内庁の職員が出向き、代理で婚姻届を提出。しかるのち、皇室の戸籍にあたる皇統譜から眞子さまのお名前が除かれるという運びである。

「それまでにお二人の会見が行われ、また10月20日は上皇后美智子さまのお誕生日。その日以降で絞ると最短で21日、あるいは翌22日あたりが入籍日ではないかと踏んでいます」(同)

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