吉田羊が語る「シェイクスピア劇への挑戦」 キャストは女性だけ、違和感を覚えた「俺」という一人称

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 舞台芸術の世界で“難物”と呼ばれるシェイクスピア作品。10月10日に初日を迎える「ジュリアス・シーザー」は、出演者が全員女性という異色の取り組みで、主人公のブルータス役を演じるのは吉田羊だ。

「シェイクスピア劇には苦手意識があって、いままで敬遠してきたんです」

 と、吉田は言う。

「言葉が難解なので、台詞を聞き逃して物語から置いていかれることもしばしば。しかも、共演者の胆力や鍛錬された姿に圧倒されることが多かったんです。...

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