素行不良の田中圭 業界からは「生活態度を少しは改めないと仕事は確実に減る」
苦労人なのに横柄?
民放キー局でドラマ制作に携わるスタッフは、「パーティー報道の余波は収まらず、ちょっと洒落にならない雰囲気になってきました」と明かす。
「田中さんの知らない“サプライズパーティー”でしたから、責任はほとんどないかもしれません。ただ、コロナ禍にもかかわらず、集団で飲酒したのは事実です。おまけに、これが最初の不祥事ならいざ知らず、飲酒上のトラブルは何度も報じられてきました。最近、キー局のディレクターやプロデューサーには局の上層部から『こんな酒癖が悪く、ギャンブル好きな男を起用して大丈夫なのか?』という電話が入っているそうです」
田中は2000年代にデビューを果たし、地道に脇役をこなしながらブレイクを果たした。苦労人と言っていいが、辛酸をなめたことが“肥やし”にはなっていないという。
「綾野剛さん(39)は田中さんより年上ですが、事務所では後輩という間柄です。そしてブレイクは、綾野さんが早かった。それに『嫉妬していた』と田中さん本人が明かしています。苦労人ですが、それがスタッフの評価には結びついていない。むしろ酒癖は悪いし、撮影中の態度も決して良くない。他の出演者が既に待機しているのに『タバコ吸ってから行きます』と待たせることはよくあるし、ギャラの不満ばかり口にしていたこともあります。『石原さとみさんに怒られたのに、全く懲りてないじゃないか』と怒っているスタッフもいます」(同・関係者)
林遣都の“助け船”
田中にとって幸運だったのは、文春オンラインが速報記事を配信した7月29日に、林遣都(30)と大島優子(32)の結婚という大きなニュースが報じられたことだ。
「林さんは『おっさんずラブ』で田中さんと共演しましたから、奇妙な縁だとも言えます。あのおめでたニュースがなければ、もっと田中さんに批判が集中したと思います」(前出の記者)
だが、前出の関係者は「炎上を免れたからと言っても、今後、仕事が減る可能性はあります」と厳しい見方を示す
「田中さんのように麻雀や女性も嫌いじゃないという豪傑タイプは、平時でさえスキャンダルが起きないかとやきもきするものです。その上、テレビも映画もCMも、今の業界はコロナ禍の対応に必死です。そんな時に不祥事を起こされたら、たまったもんじゃありませんからね。もう少し生活態度を改めないと、リスクを背負ってまで起用したいというプロデューサーやディレクターは出てこないでしょう」
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