世耕弘成氏が「二階家が世襲なら衆院選に出馬」と宣言 “宣戦布告”で地元・和歌山は大騒ぎに
すぐに動けるように準備してほしい――。
そんな電話が和歌山県の自民党関係者たちにかかってきたのは、今月上旬のことだった。
声の主は世耕弘成・自民党参院幹事長(58)。経産相などを歴任した和歌山県選出のベテラン議員である。
地元関係者いわく、
「菅義偉総理が退任を表明し、次期総裁をめぐって政局が活発化しだした頃、世耕氏本人から、地元の太い支援者たちに電話がかかってきた。内容は、組織を引き締め、選挙に備えてほしいというものだったそう」
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