「私とお姉ちゃんは生まれた時から皇室しか知らない」 佳子さまが紀子さまとの口論で漏らした不満
「いざ付き合いそうになると……」
かねてより佳子さまは、「気丈なご性格で、ご両親にもはっきりと意見される」(同)ことで知られていたという。20歳のお誕生日を迎えられた際の会見でも、記者からご自身の性格について問われ、こう答えられた。
〈短所は、父と同じように導火線が短いところがありまして、家の中ではささいなことで口論になってしまうこともございます〉
先の関係者が続ける。
「姉宮想いの佳子さまとしては、ご結婚に際して眞子さまがバッシングを浴び、ご両親からも賛同を得られないまま孤立していくことに胸を痛めておられた。“お姉さんをひとりにしてはいけない”とお考えなのでしょう。そうしたお気持ちが、ご両親への反発という形で表面化してしまうのは致し方ない部分もある」
佳子さまは姉宮と同じICU(国際基督教大学)を卒業された一昨年3月に文書を発表し、次のような言葉を綴られている。
〈私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています〉
これはご自身の結婚観にも繋がる内容であろう。佳子さまも自由恋愛を経てのご結婚を望まれていることは間違いなさそうだ。
佳子さまのご学友のひとりが振り返るには、
「佳子さまは学生時代から自由闊達な方で、世間知らずな印象はありません。時には、気になる異性の話を口にされることも。よく仰っていたのは“私がいいなと思う人がいても、いざ付き合いそうになると、いつのまにかいなくなってしまうの”ということでした」
佳子さまと交際するとなれば、畏れ多いと感じた相手が距離を置くのも当然の反応と言える。自ら眞子さまに近づき、甘い言葉を囁いた小室さんが異様というわけだ。
脱「学習院」の教育方針が与えた影響
「お姉さまの場合は、ごく普通の女性として接してくれた小室さんに魅力を感じられたのでしょう。でも、それはかなり異例なことです。佳子さまは、ご自身が周囲にどう見られているかについてあまり理解されていないのではないか、と感じることはありました」(同)
その意味で、秋篠宮家に顕著な脱「学習院」の教育方針もお子さま方に影を落としている。
「学習院女子中・高等科では、私の1学年上に紀子さま、2学年下に黒田清子さんがおられ、大学の同じ学科には秋篠宮さまが在籍されていました。それが当たり前の環境だったので周囲の生徒が騒ぐこともありませんでした」
と語るのは、学習院OGでジャーナリスト・藤澤志穂子氏である。
「ただ、警備の面を含め、学習院側の皇族方への気遣いは並大抵ではありません。率直に申し上げて、秋篠宮家の方々はそれを当たり前の特権として享受しながら、さらなる自由を主張されているように映ってしまうのです。中高が女子校で“純粋培養”だっただけに、眞子さまも男女交際の“免疫”がなく、進学先のICUで出会われた小室さんと純愛を貫いてご結婚されるのでしょう。もちろん、誰にでも幸せな人生を送る権利はありますが、特殊な環境に支えられているご自身の立場を理解することもまた大事だと思います」
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