眞子さまが小室圭さんとの「結婚会見」で涙を流されたら世論は変わるか
王太子妃と麻薬
辛酸さんが思い出すのは、ノルウェーのメッテ=マリット王太子妃(48)だ。名門オスロ大学でホーコン王太子(48)と知り合い、程なくして同棲がスタートする。
それだけでもノルウェー国民は驚いたが、その後、マリット王太子妃がシングルマザーであり、父親が麻薬常習者で服役していることや、彼女自身も麻薬パーティーに参加していた過去などが次々と明らかになった。
国民は2人の結婚に猛反対したが、2000年12月の記者会見でマリット王太子妃は涙を浮かべながら国民に謝罪。結婚への理解を求めると、世論は一転して結婚に賛意を示した。
「眞子さまが涙ながらに、国民が怒り心頭であることに対し謝罪の意を示し、『反対の声が多いのは承知しているが、それでも小室さんと結婚したい』と理解を求めれば、日本の世論は変わるのかなど、今後に何が起こるのか強い関心を持ってしまいます。私のような人は少なくないはずで、眞子さまと小室さんがどんな会見を開くのか、国民が注視するのは間違いないでしょう」(同・辛酸さん)
ただし、世論がどう反応しようとも、長期的に見ると皇室の“権威失墜”は避けられないと辛酸さんは考える。
「ネット上で話題になっているのですが、占星術ではこれまでの200年は『土の時代』とされ、権威に価値を置く人が多数を占めたとそうです。ところが、2020年からの200年は『風の時代』に代わり、個人の自由が尊ばれ、権威が失墜する時代になるというのです。眞子さまの“公より私”という結婚観や、世論の皇室に対する失望など、まさにその通りになっているように思われます」
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