眞子さまと小室さんの結婚に異を唱える“2つの層”とは? 人気コラムニストの分析

国内 社会

  • ブックマーク

怒りの源泉は「血税」

 もう1つの層は、本来であれば皇室に関心を示さない人々で構成されているという。

「こうした層の代表例が、SNSに反対意見を投稿している方々ではないでしょうか。もともとネット上では、“不公平”に強い憤りを示す傾向があります。小室さんと佳代さんは、金銭トラブルなど様々な疑惑、問題点を解決していません。ところが、結婚話だけはどんどん先に進んでいく。これを“不公平”だと見なしているのだと思います」(同・山田さん)

 コロナ禍の影響も大きい。感染防止のため、国民は様々な我慢を強いられている。外食を控え、旅行も自粛する。それだけならまだしも、収入減から生活苦に陥る人も少なくない。

「SNSに反対の声が投稿される理由の1つに、『自分たちはこれだけ我慢しているし、結婚にも反対している。にもかかわらず、結婚話だけは進んでいる。こんなに不公平なことはない』という怒りがあるのではないでしょうか」(同・山田さん)

 もう1つの大きな要因に、「血税」がある。反対意見を見ると、「この結婚に血税が使われるのは許せない」という指摘が多いことに気づく。

記者会見の成否は?

「眞子さまが一時金を拒否されたと報道されても、その傾向は変わっていません。これまで眞子さまの生活の原資に、税金が使われてきたのは事実です。今後も警備費に税金を使うか、議論の対象になっています。『自分たちが一生懸命に働いて納めた税金が、これだけ問題の多い結婚話に、たとえ一部であっても使われるのは、絶対に不公平だ』という意識が強いのだと考えられます」(同・山田さん)

 こうした国民の声に対し、眞子さまと小室さんは記者会見で結婚を納得してもらう必要があるわけだ。果たしてその日が来たら、どんな会見になるのだろうか。

デイリー新潮取材班

2021年9月20日掲載

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。