眞子さまと小室さんの結婚に異を唱える“2つの層”とは? 人気コラムニストの分析
婚期にこだわり?
「小室さんと眞子さまのご婚約の内定が発表されたのは2017年9月。ところが同じ年の12月に佳代さんの金銭トラブルが報じられたわけです。あれから4年が経ちました。率直に申し上げると、小室さんや佳代さんに関する報道で、国民の違和感を払拭してくれるものは1つも出ていません。結婚に反対する世論が今でも根強いのは、仕方のないことだと思います」(同・山田さん)
眞子さまは「30歳までに結婚したい」という考えをお持ちとの報道もある。
「それが真実だったとして、現在の一般的な女性が持っている感覚とは異なるという気がして仕方ありません」(同・山田さん)
昔なら、婚期にこだわったのは事実だ。2005年4月、日本テレビ系列でドラマ「anego」が放送された。
データベースを調べてみると、このドラマ評を共同通信が配信している。
記事では、《30歳すぎの独身女性を描いたドラマが、注目を集めている》という書き出しで始まる。
中盤に差し掛かると、女性の“婚期”に関して以下のような記述がある。
“クリスマスケーキ”
《24歳が売り時の「クリスマスケーキ」、31歳でも遅くない「年越しそば」と言われた時代を経て、日本人女性の婚期は上昇。心理学者の小倉千加子さんは「今や、結婚か仕事かという究極の選択を迫られるのは33歳『ひなまつりケーキ』になっている」と分析する》
「1994年に放送され好評を博した『29歳のクリスマス』(フジテレビ系列)というドラマもありました。主演は山口智子さん(56)。昭和や平成でも、女性の婚期は30歳までという“常識”がありましたが、今やそれほど多くはないでしょう。なぜ眞子さまが30歳までの結婚にこだわっておられるのか、どうしても疑問に感じてしまいます」(同・山田さん)
共同通信の記事では、小室さんと眞子さまが会見に臨む可能性が指摘された。現実のものとなった場合、果たして世論は沈静化するのだろうか?
「ご結婚に国民が違和感を覚えるのは、“層”によって違う背景があると思います。1つは皇室の“ファン”とでも呼ぶべき層です。皇室に対する敬愛の念が強く、慶事に対しても一定のイメージを共有しています。小室さんと佳代さんは、こうした人々が思い描く結婚相手としてはズレが生じているため、反対しているわけです」(同・山田さん)
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