眞子さまと小室さんの結婚に異を唱える“2つの層”とは? 人気コラムニストの分析

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 放送作家・コラムニストの山田美保子さんは、中京圏の情報番組「ドデスカ!」(名古屋テレビ制作・平日・6:00)で、水曜日のコメンテーターを担当している。

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 読売新聞(電子版)は9月1日、「【独自】眞子さまと小室圭さん、年内に結婚…儀式は行わない方向で調整」との記事を配信した。

 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)が結婚すると報じたスクープ記事。そして1日は水曜だった。山田さんが振り返る。

「オンエア前から『コメントを求められるだろうな』と準備しました。読売の記事に目を通すと、眞子さまの結婚に対する強い意思を感じました。放送では実際にコメントを求められたのですが、どうしても『お幸せになってください』とは言えなかったです。とっさに出た言葉は、『穏やかな毎日をお過ごしになりますよう』でした」

 山田さんが「お幸せに」と言えなかったのも無理はない。ご結婚を通じて小室圭さんと母親の佳代さん(55)が皇室と“親戚”になる。このことを疑問視する報道は、今も後を絶たないからだ。

◆「勤め先『長期病欠』でも軽井沢で…『小室佳代さん』今度は『傷病手当』不正受給」(週刊新潮:9月9日号)

◆「独自『彼の実力では無理』全米トップ事務所の弁護士が語る“厳しい現実” 小室圭さんは大手弁護士事務所から断られていた」(週刊朝日:9月17日号)

帰国報道の大パニック

◆「小室圭さん NY就活先に送った『虚偽経歴書』 『眞子さまの婚約者』と添え書き」(週刊文春:9月23日号)

 そもそも、我々がイメージしている「皇族のご結婚相手」とは、著しく違うことは事実だろう。

 一部のメディアは「小室さんはアメリカの法律事務所から内定を得た」とも報じているものの、そもそも司法試験の合否が判明するのは12月という。

 何も解決されていないはずなのに、“ご結婚”だけは既成事実化していく。共同通信は9月16日の午後12時26分、「小室圭さんが米国から帰国へ 眞子さまと10月にも結婚」の記事を配信した。

《秋篠宮家の長女眞子さまとの結婚の調整が進む小室圭さんが、滞在先の米国から近く帰国する意向があることが16日、関係者への取材で分かった。宮内庁は2人の記者会見を検討している。》

 記事は10月に婚姻届を出す方向で準備を進めているとも伝えた。反響は大きかった。YAHOO!ニュースのトピックスにも転載され、投稿されたコメントの数は18日現在、1万2000件を超えている。その大半が結婚に反対するものだ。

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