サンモニ「関口宏」の発言が何かと物議 M4層には大人気でTBS幹部は何も言えない

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年を取って頑固オヤジに

「87年には『サンデーモーニング』(当初は『関口宏のサンデーモーニング』)が始まり、他にも『クイズ100人に聞きました』(TBS)や『東京フレンドパーク』(同)、『知ってるつもり?!』(日本テレビ)、現在はビートたけしさんのMCとなった『どーする?!TVタックル』(テレビ朝日)など、ジャンルを問わない日本一の名司会者として君臨しました」

「100人に聞きました」が放送された月曜19時台の枠は、「東京フレンドパークII」まで番組は変わっても、関口の司会で30年以上続いた。

「バラエティの司会は、硬軟使い分け、ゲストの話を聞いて、ゲストの顔を立てつつツッコミもする、酸いも甘いもが要求されるわけですが、彼の担当した番組は軒並み高視聴率で、100%男とまで呼ばれました。彼と組んだことのあるスタッフに聞くと、とても気さくな人柄で、スタッフを自宅に招いて、夫人で歌手の西田佐知子さんが手料理を振る舞い、ヒット曲『アカシアの雨がやむとき』まで歌ってくれたそうです」

 そんな酸いも甘いも使い分け、普段は気さくな人物が、なぜ炎上発言を頻発するようになっただろう。

ヒマで困る

「80歳近い世代というと、大物司会者が多いんです。徳光和夫が80歳、福留功男が79歳、久米宏に草野仁、そして、みのもんたが77歳……。特に久米さんとみのさんは、バラエティで売れて、晩年はニュース(情報)番組だけになって、頑固な発言、態度が増えたように思います。関口さんも今や地上波は『サンモニ』だけですからね、年を取って頑固オヤジになったということでしょうね」

 他にも理由はあるようだ。

「関口さんは今年2月に『徹子の部屋』(テレ朝)に出演しました。この時、近況を語っているのですが、どうもイライラ感が募っているようにも感じました」

黒柳:現在は、月・火・水がお休みなんですって?

関口:ヒマで困っちゃうんですよ。コロナで何もできんでしょ。持て余して、持て余して。僕は忙中閑が好きでして、忙中だから閑が楽しいけど、閑閑閑はつまらんのですよ!

――多くの番組を持ち、多忙だった人なのである。さらに自動車運転免許も返納したという話に移る。

関口:免許返納、断腸の思いでした。私の人生は車で始まったみたいなもの。進駐軍のジープ、小さい頃に憧れて、僕らの頃は16歳で免許が取れたのでそれから車を手放せませんでしたから。75の時だったかな、さすがにバックしてぶつけたりするようになって……。

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