「片岡仁左衛門」「坂東玉三郎」38年ぶりの共演はなぜ実現した? 歌舞伎の収益低下が影響
全国的にコロナ禍が続く中、東京・東銀座の歌舞伎座界隈は活況を呈している。
「27日まで「九月大歌舞伎」が上演中ですが、3部構成の中でも、片岡仁左衛門(77)と坂東玉三郎(71)の二人が顔を揃えた演目が大盛況なんです」
と言うのは芸能記者。
「第1部の中村芝翫(しかん)(56)による『お江戸みやげ』と『須磨の写絵』はとにかく空席が目立つ上、続く松本幸四郎(48)が主演を務める第2部『近江源氏先陣館』と『女伊達』は、開幕直前に出演者にコロナの感染者が出て6日まで公演中止に追い込まれた。...