優勝争いでファンが選手をボコボコに…阪神や広島ファンが暴徒化した3試合の「黒歴史」
巨人ベンチを襲撃
セ・パ両リーグとも熾烈な優勝争いが続くシーズン終盤。熱戦になればなるほど、ファンのボルテージも上がるが、過去には、優勝を争う重要な試合で、エキサイトしたファンが暴徒と化し、大荒れに荒れた試合があった。そんなあってはならない騒動の“黒歴史”を振り返ってみよう。
勝ったほうが優勝というシーズン最終戦で、阪神の大敗に怒ったファンが、巨人ベンチを襲撃する事件が起きたのが、1973年10月22日の“甲子園決戦”である。
首位・阪神を0.5ゲーム差で追う巨人は初回、王貞治の右犠飛などで2点を先制すると、5回まで毎回得点を記録し、8対0と突き放した。...