上智大生殺害事件 「今ならば間違いなく逮捕できた」捜査員が嘆息

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 平成8(1996)年9月9日、朝からの雨が激しく降り続いたその日、東京葛飾・柴又の民家から火の手が上がったのは午後4時40分頃だった。近隣からの119番通報で消防が出動、木造モルタルの居宅は全焼したものの午後6時には鎮火した。しかし、一部、床が抜けるほどにまで焼損した、その2階の焼け跡で消防署員が見たものは、粘着テープで縛られた女子大生の遺体だったのである。そして、その日から25年が経った……。

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「八王子スーパー強盗殺人」(平成7年7月)、「世田谷一家4人強盗殺人」(平成12年12月)、そしてこの「柴又・上智大生殺人放火事件」を合わせて、平成の「三大コールド・ケース(未解決凶悪事件)」と巷では総称する。...

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