過去一回あった皇族の「駆け落ち婚」は父親から勘当され、4年で離婚……眞子さまの場合はどうなる?
存在した“前例”
読売新聞(電子版)は9月1日、「【独自】眞子さまと小室圭さん、年内に結婚…儀式は行わない方向で調整」との記事を配信した。
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秋篠宮の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)が結婚すると報じた、いわゆる“スクープ記事”だった。
これを受け多くのネットメディアは、様々な後追い記事を配信した。特に出版社・雑誌系のニュースサイトは、お二人の結婚を「駆け落ち」と捉えたものが目立った。その中から、ほんの一部をご紹介しよう。
◆「眞子さま事実上の『駆け落ち婚』へ!貫いた小室さんとの“10年愛”」(女性自身:9月1日)
◆「《ついに“駆け落ち婚”へ》『信じ難い』眞子さま・小室圭さんNY新婚生活に警察内部で動揺広がる」(文春オンライン:9月2日)
◆「眞子さま『駆け落ち婚』であらためて見えた、小室母子の信じられない『非常識さ』」(現代ビジネス:9月3日)
なぜ、これほど多くのメディアが「駆け落ち」と形容するのか、担当記者が解説する。
「理由は読売新聞の報道です。同紙は結婚だけでなく、眞子さまが『一時金』と『納采の儀』を辞退するお考えだと伝えたのです。そもそも国民の多くは結婚に反対しています。更に前者は1億円を超えると報じられ、世間から反発もあります。後者は一般で言う結納にあたり、婚姻によって家と家の結びつきを示す儀式という側面があります」
駆け落ちと勘当はセット?
国民の貴重な税金は辞退します、結納も必要ありません──この2点から浮かび上がるのは「身一つで、結婚します」という眞子さまの意思だ。これを踏まえ、少なからぬネットメディアが「駆け落ち婚」と報じたわけだ。
「子供が『駆け落ち』となれば、親は『勘当』というケースも少なくありません。かつてのテレビドラマでは、娘が駆け落ちしてでも結婚しようとすると、頑固な父親が『ならば、お前など娘でも何でもない。勘当だ。今後、家の敷居をまたげるとは思うな』と怒鳴る場面がよく放送されたものです。今回の結婚を『勘当婚』と報じたネットメディアもありました」(同・記者)
2003年に黒田慶樹さん(56)と結婚された清子さん(52)は、もちろん国民の多くが結婚を祝福した。
黒田清子さんの動静を新聞などの報道でチェックしていると、普通に“実家”へ帰っていることが分かる。
「例えば2019年、皇后の雅子さま(57)がお誕生日を迎えられた際、記念の夕食会が赤坂御所で開かれました。参加されたのは上皇さまご夫妻、秋篠宮ご夫妻、そして黒田清子さんご夫妻でした。20年3月に上皇さまご夫妻が皇居を去られた時も、清子さんはお見送りをしています。また国賓が訪れた際の宮中晩さん会に招待されることも、決して珍しくありません」(同・記者)
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