横須賀線「第4種踏切」も…消える厄介者の「踏切」、引退後は愛される存在に
JR横須賀線の逗子駅-東逗子駅間にあった踏切が、8月19日の終電後に廃止された。同踏切は、近年になって社会問題化した“開かずの踏切”ではない。なぜなら、遮断機も警報機もついていなので踏切が閉まることがないからだ。
遮断機も警報機もない踏切は、第4種踏切と呼ばれる。第4種踏切は運行本数が少ないローカル線では珍しくない。しかし、神奈川県逗子に所在する同踏切は、頻繁に電車が行き来する。都市圏で残る第4種踏切は、かなり珍しい。
同踏切を横切る線路は、留置線なども含めて9本。...