朝日新聞が映画製作に傾倒 ジャンルや公開規模に一貫性がない、との声も
あまり知られていないが、ここ数年、朝日新聞は映画製作にも熱心だ。全国で公開中の「犬部!」もそのひとつ。捨て犬や野良猫の保護活動に従事する獣医学生の姿を描いたノンフィクションが原作で、朝日は共同製作幹事を務めている。
「製作幹事は出資額が最も多い企業や団体が担うもので、作品の方向性を左右するほどの発言権を持ちます。『犬部!』は犬猫などの殺処分問題にも向き合う作品に仕上がっていますから、同紙の意向が色濃く反映されているのは間違いない」
とは大手配給会社の幹部。...