アフガン情勢判断ミスで、メルケル政権が窮地に
ドイツ連邦軍は8月27日、アフガニスタンから5347人の民間人を国外退避させて11日間にわたる空輸作戦を終了したが、メルケル政権が情勢判断を誤り、退避の開始が遅れたことについて、厳しい批判の声が上がっている。
特殊部隊KSKと空挺部隊を派遣
ドイツ国防省の発表によると、連邦軍は8月16日から6機のA400M型輸送機を投入し、カブール空港とウズベキスタンの首都のタシケント空港の間でピストン空輸を実施。8月27日までに、5347人を救出した。その中には現地で働いていたドイツ人医師や援助団体のメンバー、ジャーナリストだけではなく、過去にドイツ連邦軍やメディアで働いていたアフガン人の現地職員や協力者、その家族634人も含まれていた。...