“限界”夏の甲子園 雨天順延に謎のルール、資金不足…高野連は改革できるか

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コロナ禍で2年ぶりの開催となった夏の甲子園。例年以上に夏の甲子園が抱える“問題点”が噴出した大会だったことは間違いないだろう。

 まず、大きな問題となったのが日程だ。当初は9日から25日までの予定で、休養日も3日間設けるとされていた。しかしながら、史上最多となる7度の雨天順延によって決勝戦は29日まで後ろ倒しとなり、休養日も2日間が削られてしまった。

 また、8月12日の明桜対帯広農戦、同19日の近江対日大東北戦は、いずれも試合成立となる7回の前に雨が強くなりノーゲーム。...

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