年俸1億円、「報ステ」新キャスター「大越氏」と「富川・徳永アナ」のあつれき

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相次ぐ不祥事は「不幸中の幸い」

 その一方で、徳永キャスターも今回の人事には納得がいっていないという。

「普通に考えて面白いわけがないと思いますけれど、特に局側から徳永さんへの説明が丁寧ではなかったことが本人の不信感を強めているようです。夫はウッチャンこと内村光良さんなのはよく知られた話ですが、彼との泥沼不倫を経て退社していた彼女が2018年にキャスターとしてサプライズ起用された時にも、今回の大越さん起用と同様、早河会長の鶴の一声が背景にあったと聞きます」

 それだけに、彼女としてはハシゴを外されたという思いはぬぐえないというわけだ。

「ちなみに、報ステのコンセプトは“中学生でも分かるニュース”というもので、その適任が徳永さんだというのが表向きリリースされた内容です。でも今回のキャスティングを見る限り、大越さんの方がさらにふさわしいというのが上層部の判断なのでしょう」(同)

 なお、このところテレ朝では、局員が東京五輪の打ち上げをカラオケ店において多人数で開いた挙げ句、酔っ払った1名が2階から飛び降りる失態を演じたり、これまた局員が窃盗容疑で逮捕されたりと不祥事が相次いでいる。

「幹部は大越さんが来る前だったので不幸中の幸いだと見ているようです」(同)

 窮地に追い込まれながらも番組にとどまった富川、徳永の二人。その心境は大越氏のお手並み拝見というところだろうか。

デイリー新潮取材班

2021年8月26日掲載

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