小室圭さん、NYでの年収と家選びはどうなる? 住めるのは一般人レベルのマンション、共働きの可能性も
秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約内定者である小室圭さんは目下、司法試験の結果を待つ身。合格の暁には現地で就職するというのだが、国内では母親の新たなトラブルが発覚、のっぴきならない事態を迎えている。「強行婚」を経て、眞子さまと過ごす米国生活とは。
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元をたどれば、お二人の結婚の最大の障壁は、母親の佳代さんが抱える400万円を超す「金銭トラブル」に他ならない。が、その解決策を探るどころか、佳代さんは別のトラブルを引き起こしていたのだ。
「週刊新潮」8月12・19日号で報じた通り、佳代さんは長らく勤めてきた都内の老舗洋菓子店で無断欠勤を重ね、さらには「アキレス腱を断裂した」として労災を請求する意向だという。疑念を抱く店側とは現在“一触即発”の状態で、同店のさる関係者が明かすには、
「記事が出て以降、方々から電話などもあり、社内は騒がしくなっています。ただ、佳代さん本人は今も出勤していません。彼女が弁護士を立てているので、店としても弁護士に依頼することにしました。すでに社長は、先方に『このままだと辞めてもらわないといけない』と伝えており、佳代さんの主張に対してとことん争うつもりです」
留学中の息子、さらには年金生活の実父を抱え、ただでさえ先立つものが入り用のはずの母が、なぜかけがえのない収入源を絶つような真似をするのか――。その真意は知る由もないが、代理人を務める上芝直史弁護士に尋ねると、
「お答えしません」
と、相変わらずの返答。勤続15年、職場との決裂は避けられそうにない。
一方で、これまで再三にわたり小室家側に「相応の対応」を求めてこられた秋篠宮さまは、
「現在も、皇室の正式な手順を経たご結婚には反対のお考えを貫かれています」
とは、秋篠宮家の事情を知る関係者である。
「殿下のご意思の根底には、トラブルに対する小室さん母子の不誠実な対応があるのは言うまでもありません。さらに、そうした不信感はもっぱら佳代さんに向けられているのです」
元婚約者との間の金銭トラブルが発覚したのは2017年暮れ。佳代さん自身も6月22日発売の「週刊文春WOMAN」で、
〈記事が出た直後に宮邸にご説明にあがりました。こちらのことで、ご心労をおかけして本当に申し訳なく思っています〉
そう述懐している。とはいえ、その支援については当初から「借金ではなく贈与」だと主張。挙げ句、
〈どうしても返した方がいいと言うのであれば、皇室のお金を用立てて頂けませんか〉
などと秋篠宮家に前借りを打診し、周囲を呆れさせる一幕もあった。
その後、19年1月には母親に代わり小室さんが談話を出し、今年4月にはあらためて28枚に及ぶ「小室文書」を公表。直後に“解決金を支払う”と言い出し、混乱に拍車をかけたのはご存知の通りだが、
「結婚の当事者はあくまで小室さんなので、ご自分の考えを公表することは必要でしょうが、そもそもは佳代さんが蒔(ま)いた種です。秋篠宮殿下は、のらりくらりとやり過ごす小室さん以上に、佳代さんへのご不満を強めています。トラブルの張本人でありながら息子と代理人に対応を丸投げし、解決へ向けて主体的に動くことは全くない。一体何を考えているのか、殿下はそのように受け止められています」(同)
“相応の対応”をなおざりにしたまま、あろうことか新たに職場トラブルまで引き起こし……。すべての「元凶」は、紛れもなく佳代さんなのである。
割高のマンハッタン
さる皇室ジャーナリストが言う。
「小室さんが米国での就職を選んだことで、眞子さまも先々、現地で暮らす可能性が高まってきました。お二人の結婚に対する世間の反発は収まりそうになく、このままでは国内での新婚生活など送れません。周囲の批判や雑音を避けるため、入籍して一般人となった眞子さまがニューヨークに渡り、弁護士の卵として働き始める小室さんと新生活を始めることになるでしょう」
その原資となるのは、皇籍離脱に伴って眞子さまに支給される、およそ1億4千万円とされる一時金。それでも、現地の物価は東京の比ではなく、
「小室さんが就職すれば、1年目でも平均レベルの法律事務所で年収1500万円ほど、一流どころでは2千万円に達するでしょう。ただし米国は税率も高い。手取りで残るのは、その6~7割程度でしょう」
とは、ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永氏。
「マンハッタンで、リビングと寝室という最低限の広さの『ワンベッドルーム』の部屋を借りる場合、月30万円以上の家賃が必要でしょう。さらに、ドアマンがいてセキュリティも堅固な物件では、少なくとも50万円にはなると思います」
割高な家賃を払わずに購入を選択した場合、
「1億4千万円をそのまま充てるのであれば、一般の人が住むようなコンドミニアムになるのでは。マンハッタンだと『ツーベッドルーム』程度のマンションなら買えなくはありませんが、いずれにせよ東京の2倍以上の相場といえます」
現地在住ジャーナリストの津山恵子氏も、
「マンハッタンの中でも、大手法律事務所や日系企業が多いミッドタウンや、フォーダム大ロースクールのあるアッパーウエストサイド、あるいは高級住宅街として知られるアッパーイーストサイドあたりを選ぶのではないでしょうか。ただしマンハッタンは、生活費もニューヨークの他の地区より割高で、クリーニング代やヘアサロン代も5割高というのが実感です」
レストランでの食事も、
「例えばクイーンズ地区でグラスワインを頼むと大体5~6ドル(約547~657円)のところ、マンハッタンでは15ドル(約1643円)ということもあります。ニューヨークの消費税は約9%ですが、チップの相場は倍の18%。駐車場代もばかにならず、月に500~千ドルといったところでしょうか」
そんな暮らしにおいては、共働きという選択肢もある。かつて18年夏、ブラジルご訪問の帰途で眞子さまはニューヨークに1泊。小室さんと密会されるのではとの臆測も呼んだのだが、実際はセントラルパークの西側にあり、人気映画「ナイト ミュージアム」のモデルとなった「アメリカ自然史博物館」を訪問されていた。博物館学修士で学芸員の資格をお持ちの眞子さまはこの時、あるいは将来のお仕事に思いを馳せられていたのかもしれない。
先の徳永氏が続ける。
「ニューヨーク州内でも、市外なら1億円もあれば一軒家が十分買えます。さらに近隣の州であれば風呂が五つあるような豪邸も手に入るでしょう。子どもが生まれて手狭になると、隣接するコネチカット州やニュージャージー州などに一軒家を買って、電車でNY都心に通う人も多くいます」
“望まれない結婚”を選ぶお二人は、異国に根付くことができるのだろうか。