事件現場清掃人は見た 自殺した「40代男性」の高級マンションになぜ私は住んだのか

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 孤独死などで遺体が長時間放置された部屋は、死者の痕跡が残り悲惨な状態になる。それを原状回復させるのが、一般に特殊清掃人と呼ばれる人たちだ。長年、この仕事に従事し、昨年『事件現場清掃人 死と生を看取る者』(飛鳥新社)を出版した高江洲(たかえす)敦氏に、自殺した40代男性の部屋に自身が住むことになった話を聞いた。

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 これまで数多くの事件現場を手掛けた高江洲氏は、自殺現場となった物件に住んだことがあるという。

「かれこれ10年ほど前の話です。...

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