ゼロから作り上げた「小さくて強い農業」の極意――久松達央(久松農園代表取締役)【佐藤優の頂上対決】
年間約100種類の野菜を有機農法・露地栽培で育て、旬のものだけを個人宅へ定期的に届ける久松農園。すでに10人が独立し、緩やかなネットワークを築いているという。最新テクノロジーを実装する大資本も参入する中、個人からでも始められる持続可能で強い農業はいかに編み出されたか。
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佐藤 久松さんは「小さくて強い農業」を掲げて、独自の農業経営を行っていらっしゃいます。茨城県で多品目の野菜を露地で、有機農法によって栽培され、それを都市部に直販で届けるモデルを作り上げました。...